東大寺二月堂のお水取り(正確に言うと修二会(しゅにえ))は
春を呼ぶ行事として有名です。
お水取りの日に使われている松明(たいまつ)は
どこから運ばれてくるのか?と思われている方も多いのではないでしょうか?
この松明は、毎年、2月11日に京都(京田辺市)から奈良(二月堂)へ
届けられます。
その行事が、「竹送り」として、地元の人たちの手で担ぎ
二月堂まで運ばれます。
「竹送り」という行事が、今年も2月11日におこなわれます。
運ばれている様子を沿道から見ることもできますので、
一度、覗きに行って見てはいかがでしょう。
2月11日
竹送り行事
奈良阪町バス停付近から転害門、しsて、二月堂へ
時間:10時30分頃〜12時
【竹送り】
東大寺二月堂の行事、お水取りの松明に用いられる真竹が、
京田辺市の山城松明講の方々によって、2月11日に二月堂に届けられる。
京田辺市の普賢寺の南約300メートルの処にある竹藪にて、根付きの竹が掘り起こされ、
その後、普賢寺まで運ばれ、道中の安全祈願のご祈祷が行われる。
真竹には奉納者の名前などが書かれ、その後奈良の黒髪山まで運ばれた重い根付きの竹は、
二月堂までの道のりを、人の肩に担がれたり、大八車に乗せられたりして二月堂に。
お水取りの松明の芯に使う真竹は、昔は山城一帯の村々や、
高山はじめ月ヶ瀬方面から寄進されていたそうだった。
昔は真竹を奉納したい人が「二月堂様」と書いた札をつけ、奈良に通じる街道筋までだしておくと、
村人や旅人、信者達が、まずありがたく拝み、それから2.3人が力をあわせて、
太くて長い真竹をリレー式にお水取りの行事に間に合うように、二月堂まで届けたそうだった。
これらの風習は消えさっていたそうですが、今では、山城松明講社員の方々が復活させ、
昔ながらの方法で二月堂に届けているらしい。
また、京田辺市以外の地方から寄贈される竹もあるようです。
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